ホームページをつくる前に
依頼する前に確かめておきたい、ドメイン・サーバー・アカウントの持ち方
ホームページの制作を頼むとき、デザインや機能、費用には目が向いても、「ドメインやサーバーを誰が持ち、誰が管理するのか」まで確かめることは多くありません。けれど、ホームページは作って終わりではなく、公開した後も何年も付き合っていくものです。その間には、更新の期限が来て、担当の方が代わり、事業も変わっていきます。大切なのは、どちらが持つかよりも、持ち方とその後のことを、依頼する前に決めておくことです。
HOW TO DECIDE
ここから、持ち方の選び方と、確かめておきたいことを整理します。01
作ってもらう前に、「誰が持ち、誰が管理するか」を確かめます
ドメインやサーバーには、毎年の更新があります。サイトの更新を担当する方が代わることもあれば、事業が広がって、サイトに求めることが変わることもあります。そのたびに「これは誰が管理していたのか」「更新の費用はどこに含まれていたのか」と迷わないよう、最初に持ち方と役割を決めておきます。
サイトの見た目や中身は作り直せても、ドメインは事業の住所そのものです。名刺やチラシ、お客様の手元にあるURLを変えずに済むよう、依頼する前に持ち方を確かめておきます。
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ドメインは、事業の資産です
一度取得したドメインは、ほかの人が同じものを使うことはできません。屋号やサービスの名前と結び付いたドメインは、名刺やチラシ、お客様の記憶の中で、少しずつ事業の看板として育っていきます。社名や屋号から連想しやすく、お客様が覚えやすく入力しやすい名前を、時間をかけて選ぶ価値があります。
ドメインは、サイトのURLだけでなく、メールアドレスの「@」の後ろにも使われます。ドメインには有効期限があり、更新を忘れると失効します。失効すると、サイトが表示されなくなるだけでなく、そのドメインのメールも届かなくなります。誰が期限を見守るのかを、はっきりさせておきます。
レンタルサーバーには、契約したときに割り当てられる初期のドメインもあります。このままでもサイトは公開できますが、言わばサーバー会社の住所を間借りしている状態で、サーバーを移すとURLも変わってしまいます。事業のサイトは、独自のドメインで公開します。
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持ち方は、大きく2つあります
ドメインやサーバーは、事業者が自分で契約して持つ方法と、制作会社が預かって管理する方法があります。どちらが正しいということはなく、事業者がどこまで自分で見られるか、技術的な管理をどこまで任せたいかで選びます。
事業者が自分で持つ
- 名義も手続きも、いつでも自分で動かせる
- 更新の期限や支払いを、自分で見守る必要がある
- サーバーやPHPのバージョンなど、技術的な管理を誰がするかを別に決める
制作会社が預かって管理する
- 更新の期限や、技術的な管理を任せられる
- 更新の費用が、保守などの料金に含まれることが多い
- 契約が終わるときに、何をどう受け取れるかを先に決めておく
どちらの場合も、「誰が持ち、誰が管理し、終わるときに何を受け取れるか」が、書面や見積もりで確かめられることが大切です。
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どちらの持ち方でも、確かめておきたいこと
制作会社に預ける場合も、自分で持つ場合も、次のことを依頼する前に確かめておくと、あとで行き違いが起きにくくなります。
- ドメインとサーバーの更新の費用は、どの料金に含まれるか
- 更新の期限や、サーバーの技術的な状態を、誰が見守るか
- 管理画面で、自分たちにできることと、できないこと
- アクセス解析などの数字を、どのように受け取れるか
- 契約が終わるとき、ドメインの権限やサイトのデータを受け取れるか
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管理画面の権限は、役割で分けます
WordPressなどの管理画面では、アカウントごとに権限を分けられます。すべての設定を変えられる「管理者」と、記事やページの更新ができる「編集者」などです。
日々のお知らせや情報の更新は、編集の権限で十分に行えます。一方で、テーマの切り替えやプラグインの設定は、サイトの作りそのものに関わるため、誤って変えるとサイトが崩れることがあります。誰がどの権限を持つのかを、役割に合わせて決めておきます。アカウントは人ごとに分け、使い回さないようにします。
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有料のテーマやプラグインを使うかも、確かめます
有料のテーマやプラグインには、購入した人の名義で使えるライセンスがあり、毎年の更新の費用がかかるものもあります。使うかどうか、使うなら誰の名義で、更新の費用を誰が払うのかを、見積もりの段階で確かめておきます。
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契約が終わるときのことも、決めておきます
依頼を始めるときに、終わるときの話をするのは気が引けるかもしれません。けれど、終わるときに何を受け取れるかが決まっていれば、どちらにとっても安心して続けられます。
納品されるものの範囲や、契約が終わるときの受け渡しについては、契約書でも確かめておきます。判断に迷う点は、専門家に相談してください。
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Harmony Webでは、こうしています
ここまでは、依頼先を問わず確かめておきたいことでした。Harmony Webでは、技術的な管理を受け持つ「預かって管理する」形を基本にしています。
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持ち方は、見積もりの段階で確かめられます
ここで挙げたことは、どれも見積もりや打ち合わせの段階で確かめられます。「ドメインは誰の名義になりますか」「更新の費用はどこに含まれますか」「契約を終えるときは何を受け取れますか」と、遠慮なく尋ねてみてください。はっきり答えてもらえることが、安心して任せられる目安にもなります。
Harmony Webでも、お見積りの前に、ドメインやサーバーの持ち方と、管理の分担をご説明しています。気になることがあれば、ご相談の段階からお尋ねください。