GUIDE / FROM PLAN TO GROWTH
ホームページが
できるまでの流れ。
ホームページは、デザインを作って公開すれば終わり、ではありません。何のために作るのかを考え、ドメインやサーバーなどの土台を決め、伝える内容を設計し、作って公開し、公開した後に育てていく。いくつもの判断が、順番につながっています。ここでは、その流れを5つの段階に分けて、それぞれで何を決め、何を基準に選ぶのかを整理しました。依頼する前に全体を知っておくと、制作会社との打ち合わせも、見積りの比べ方も分かりやすくなります。
01PLAN
考える
作る前に、何のために、誰に向けて作るのかを決めます。ここが曖昧なままだと、後のすべての判断がぶれます。
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目的と、訪問者に期待するアクションを決める
問い合わせを増やしたい、予約の手間を減らしたい、採用につなげたい、信頼を伝えたい。目的によって、必要なページも機能も変わります。あわせて、サイトを訪れた人に最後に起こしてほしいアクション(問い合わせ、予約、電話など)を、一つ決めておきます。このアクションへ誘うボタンや案内を、CTA(Call To Action:行動を促す呼びかけ)と呼びます。CTA が決まると、どのページから、どの順番で案内するかが決まります。
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強みと、これからかなえたいことを書き出す
お客様に選ばれている理由、ほかと違うところ、これから力を入れたいこと。うまく言葉にならなくても、お客様からよく言われることや、仕事で大切にしていることを書き出すだけで、サイトで伝えることの芯が見えてきます。
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届けたい相手(ペルソナ)を、具体的な一人で考える
誰が、どんな状況で、何を知りたくてサイトに来るのか。その代表となる一人の人物像を、ペルソナと呼びます。年齢や職業を細かく決めるより、「こういう困りごとを持った、あのお客様」と具体的な一人を思い浮かべるほうが、伝える順番や言葉を決めやすくなります。
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今あるものとの役割を分ける
SNS、ポータルサイト、予約サービス、今のホームページ。すでに使っているものがあれば、ホームページに何を任せ、何をほかに任せるかを分けます。SNSで足りる場合や、既存のサービスで十分な場合もあります。
02FOUNDATION
土台を決める
ドメイン、サーバー、作り方。一度決めると変えにくいものを、更新する人と内容から選びます。
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ドメイン:事業の住所を決める
ドメインは、サイトのアドレスとメールアドレスに使う、事業の住所です。名刺や印刷物にも載るため、後から変えると手間がかかります。短く、覚えやすく、事業名とつながるものを選びます。
- .jp:日本に住所がある個人・団体が登録できる。日本の事業だと伝わりやすい
- .co.jp:日本の法人だけが、1社に1つ登録できる。信頼の目印になる
- .com など:誰でも登録でき、選べる名前が多い
- 毎年の更新があり、忘れるとサイトもメールも止まる。誰の名義で、誰が期限を見守るかを決めておく
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サーバー:サイトを置く場所を決める
サーバーは、サイトのファイルやデータを置き、見に来た人に届ける場所です。何を使ってサイトを作るかとの相性で選びます。
- レンタルサーバー:もっとも手軽で、一般的な選択肢。WordPress など、PHP で動くサイトの多くはレンタルサーバーで運用されている。管理の画面や自動のバックアップがそろい、始めやすい
- クラウド(AWS など):より専門的な知識が要るが、構成を自由に決められ、柔軟性に富む。WordPress をクラウドで動かすことも、大きな仕組みを組むこともできる。その分、設計と運用を担える人が必要
- 静的サイトの配信サービス(Cloudflare Pages など):あらかじめ作ったページを、世界中の拠点から速く配る。静的サイトと相性がよい
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作り方:動的サイトと静的サイトの違いを知る
サイトの作り方は、大きく動的サイトと静的サイトに分けられます。どちらが優れているかではなく、それぞれの特徴を知り、「誰が、何を、どのくらい更新するか」で使い分けます。この違いをきちんと説明でき、サイトに合わせて使い分けられる制作会社を選ぶと、作った後に困りません。
- 動的サイト:見に来るたびに、サーバーがデータベースから内容を取り出してページを組み立てる(WordPress など)。管理画面から誰でも更新しやすく、会員や予約など、人によって表示を変える仕組みも作りやすい。その代わり、本体・プラグイン・PHP の更新と保守が欠かせない
- 静的サイト:あらかじめ全ページの HTML を作っておき、そのまま配る(Astro などで生成する)。表示が速く、攻撃される入口が少なく、保守も軽い。更新のたびにページを作り直すため、多くの人が日々更新する使い方には工夫が要る
- 使い分けの目安:お知らせや実績を自分たちで日々更新するなら動的サイト。更新が少なく、速さと安全を優先するなら静的サイト。静的サイトに更新用の管理画面(ヘッドレスCMS)を組み合わせる方法もある
- ホームページ作成サービスやネットショップのサービスを使う方法もある。早く始められる代わりに、仕様や料金はサービス側に合わせる
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持ち方:名義と管理を決める
ドメイン、サーバー、管理画面、アクセス解析のアカウントを、誰の名義で持ち、誰が管理するか。契約が終わるときに何を受け取れるか。作る前に決めておくと、担当者が代わっても困りません。
03DESIGN
設計する
見た目より先に、どのページで何を伝え、どこへ進んでもらうかを決めます。
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サイトマップ:必要なページと、階層・導線を決める
必要なページを書き出し、階層と導線を決めます。情報があちこちに散らばらず、訪問者が迷子にならないように設計します。最初からすべてをそろえる必要はありません。公開の時に必要なページと、後から増やせるページを分けると、早く公開して、使いながら育てられます。
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ページごとの役割と原稿を決める
各ページで、誰に、何を伝え、どのアクション(CTA)へつなげるか。役割が決まると、必要な原稿と写真が見えてきます。原稿は、事業のことをいちばん知っている事業者が素材を出し、制作者が読みやすく整える、という分け方がうまくいきます。
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ワイヤーフレーム:配置の設計図を作る
色や飾りを付ける前に、情報の順番と配置、ボタンの位置を線と箱だけで描きます。Figma などのツールを使うと、関係者で見ながら直せます。ここで導線を固めておくと、デザインの段階で迷いません。
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デザイン:ブランドと読みやすさを形にする
ロゴ、色、書体で、事業らしさを表します。今はスマートフォンで見る人が多いため、小さな画面での読みやすさ、押しやすさを先に考えます。文字と背景の色の差や、画像の代わりの文章など、誰にとっても使いやすいこと(アクセシビリティ)も、デザインの一部です。
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写真と素材を用意する
いちばん伝わるのは、実際の仕事場、人、商品の写真です。フリー素材やAIで作った画像は手軽ですが、使える範囲(ライセンス)を確かめ、ほかのサイトと同じ印象にならないよう、使う場所を選びます。
04BUILD & LAUNCH
作って公開する
設計に沿って作り、確かめてから公開します。公開の手順も、ミスが起きにくい形にしておきます。
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ステージング:本番の前に、確かめる場所を用意する
公開中のサイト(本番)を直接さわらず、本番とほぼ同じ環境を別に用意して、作ったものや変更をそこで確かめてから公開します。この確認用の環境をステージングと呼びます。作り直しや機能の追加のときも、訪れた人に作業途中の画面を見せずに済み、問題があれば本番に出す前に直せます。
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機能を作る:既存のものを使うか、個別に作るか
フォーム、予約、会員、検索などの機能は、既存のプラグインやサービスで足りるかを先に確かめます。業務に合わない部分だけを個別に作ると、費用と保守の負担を抑えられます。
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公開する前に確かめる
公開してから気づくと、信頼に関わることがあります。次のような点を、一通り確かめます。
- スマートフォンとパソコンでの表示、主なブラウザでの動き
- 問い合わせフォームから、通知のメールが届くか
- 表示の速さ(画像の大きさ、読み込むファイル)
- ページごとの題名と説明文(検索結果に表示される)
- SNSで共有されたときの見え方(OGP)。リンクを貼ったときのカードに、ページごとの題名・説明・画像が正しく出るか
- 存在しないページを開いたときの表示、アクセス解析の設定
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公開する(デプロイ)
ファイルをサーバーに置く方法には、FTP などで手作業でアップロードする方法と、変更を記録すると自動で組み立てて公開する仕組み(GitHub Actions など)を使う方法があります。自動にしておくと、手作業のミスが減り、いつ何を変えたかも残ります。今のサイトから移す場合は、古いページのURLから新しいURLへの転送(301)を設定し、検索からの訪問を引き継ぎます。
05GROW
育てる
サイトは、公開してからが本番です。数字と声を見ながら、更新と改善を続けます。
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計測する:GA4 と Search Console
Googleアナリティクス(GA4)では、どこから来た人が、どのページを見て、問い合わせまで進んだかを見ます。Google Search Console では、どんな言葉で検索に表示され、クリックされたかを見ます。どちらも公開の時に設定し、最初の数字を残しておきます。
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見つけてもらう:検索、地域、SNS
検索から来てもらうには、お客様の悩みに答えるページを増やします。地域のお客様には、Googleビジネスプロフィールが入口になります。SNSは、日々の様子や新しい情報を届け、ホームページは詳しい情報と問い合わせの受け皿にする、と役割を分けます。
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更新と保守を続ける
お知らせや実績を更新し、情報を新しく保ちます。WordPress などの動的なサイトでは、本体、プラグイン、テーマ、PHP の更新と、定期的なバックアップが欠かせません。少なくとも月に一度は、更新されているかを確かめます。
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数字と声から、直すところを決める
見られているのに問い合わせにつながらないページ、検索に出ているのにクリックされないページ。数字と、お客様から実際に聞かれたことを合わせて、次に直すページを一つずつ決めます。
AFTER LAUNCH
サイトは、
公開してからが本番です。
5つの段階は、一度通れば終わりではありません。育てる段階で見えてきたことから、目的や設計を見直し、また作って公開する。その繰り返しで、サイトは事業の役に立つものになっていきます。
どの段階からでも、ご相談いただけます。何を作ればよいか決まっていない段階でも、今のサイトの保守に困っている段階でも、まずは今の状況をお聞かせください。見積りに同意いただくまで、費用はかかりません。