ホームページをつくる前に

SNSやポータルサイトがあれば、ホームページはいらない?

Instagram、X、Facebookなどで日々の発信をし、飲食店・美容・医療・宿泊などのポータルサイトにも掲載している。「それならホームページは要らないのでは」と考えるのは自然なことです。それぞれに強みがありますが、サービス内容や料金、アクセス、予約方法まで外部サービスの中に分かれていると、初めての人には全体が見えにくいこともあります。大切なのは、どれか一つに集約することではなく、情報の性質に合わせて役割を分けることです。

執筆: Harmony Web / 早崎祐介

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ここから、SNS・ポータルサイト・公式サイトの役割を分けて見ていきます。

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SNSやポータルサイトで届く情報と、公式として残す情報は役割が違います

SNSは、今この瞬間の写真やお知らせを届け、すでに知っている人との接点をつくるのに向いています。ポータルサイトは、カテゴリーやエリアから比較している人に見つけてもらう入口になります。どちらも大切な集客の場です。

一方で、数か月前の投稿から営業時間やサービス内容を探したり、複数の掲載先を行き来して全体を理解したりするのは、利用する人にとって負担になりがちです。時間が経っても参照される情報は、整理した公式ページとして残しておくと役立ちます。

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公式サイトには、選ぶための情報を残します

公式サイトには、利用を検討する人が何度でも確かめたい情報を置きます。サービスの内容、料金、アクセス、予約方法、実績、よくある質問などは、その代表です。外部サービスの掲載内容と違い、見せる順番や情報の深さを、自分たちの事業に合わせて決められます。

すべてを最初から詳しく書く必要はありません。問い合わせで繰り返し聞かれることや、来店・申込みの前に迷われやすいことから整えると、更新する側にも読む側にも無理のない構成になります。

  • サービス・メニュー・料金など、比較や検討に必要な情報
  • 営業日・アクセス・予約方法など、利用直前に確認したい情報
  • 実績・事例・よくある質問など、安心して選ぶための情報

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SNSは、日々の変化や雰囲気を伝えるのに向いています

日々の写真、季節のメニュー、イベント準備、空き状況、短いお知らせのように、鮮度や人柄が伝わる内容はSNSの良さが生きます。更新の頻度が高い情報を気軽に届けられることも大きな利点です。

ただし、投稿だけで完結させようとすると、詳しい説明が必要なときに情報が散らばります。SNSでは興味を持つきっかけをつくり、詳しい内容や予約の入口は公式サイトに案内する、と考えると両方が生かせます。

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ポータルサイトは、比較される入口として生かします

食べログのようなポータルサイト、予約サイト、業界の紹介サイトは、そのサービスを使って探している人に出会うための重要な入口です。評価、空席、予約、地図など、そのサービスならではの機能が役立つ場面もあります。

ただし、掲載できる項目や見せ方はサービスの仕様に左右されます。ポータルサイトでは見つけてもらうことを大切にし、背景にあるこだわり、詳しいメニュー、採用、他のサービスなどは公式サイトで補うと、情報が一つの掲載枠に収まりきらなくなったときにも対応しやすくなります。

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同じ内容を二重入力しないために、入口と詳しい説明を分けます

公式サイトとSNSに同じ文章を毎回載せる必要はありません。例えば、SNSでは新しい教室の開催を写真と短い案内で知らせ、公式サイトでは日程、対象、持ち物、料金、申込み方法をまとめておく、と役割を分けられます。

詳しい説明を載せる場所を一つ決めておけば、変更があったときに直す場所も明確です。SNSの投稿はそのページへ案内する入口になり、読む人も必要な情報を探しやすくなります。

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更新する人と確認の手順を、先に決めておきます

発信の仕組みは、続けられることが前提です。日々の投稿は店頭や現場の担当者、サービス内容や料金の変更は責任者が確認してサイトに反映する、といった分担をあらかじめ決めておくと、情報が古いまま残ることを防げます。

WordPressを使う場合も、どこまでを自分たちで更新し、どの変更を制作・保守側に相談するかを整理しておくと安心です。運用のやり方は、事業の規模や更新の頻度に合わせて一緒に考えます。

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